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2022/07/23 13:45

はじめまして。
カルムレザーは「minne/Creema」を中心に手作りの革雑貨を
皆様にお届けしているブランドです。

当初は祖母と孫である私の2人ではじめた革工房でしたが、
今年で6年目を迎えることができました。

工房の担い手は、80歳の私のおばあちゃん。
おばあちゃんが1つ1つ心を込めて手作りしています。

また、孫である私がお客様の声を取り入れることで、おばあちゃんのぬくもりはもちろん、
機能性にも優れた製品となっています。

この記事では、カルムレザーの魅力と取り組みについてご紹介します。

カルムレザーとは?|伝えたい魅力
店名のcalmeは、フランス語で「穏やかな」という意味です。

カルムレザーは、田舎に帰った時に、大好きなおばあちゃんが帰省を喜んで振る舞ってくれる手料理のように、

「どこか懐かしく、心がほっこり穏やかに」

そのような気持ちになれる製品です。
おばあちゃんがひと針ひと針、心を込めて縫い上げた革製品はプレゼントとしてもおすすめ。

受け取った人が笑顔になる素敵な贈り物となるでしょう。

革製品は、長く使えるものです。
時間とともに風合いが変化していく楽しみもありますよ。

カルムレザーは、小さい工房だからこそお客様に寄り添えます。

納期やデザイン、ラッピング等可能な限り対応させていただきます。

納得のいくデザインの小物に辿りつけない
革の素材や欲しい機能がある

などご希望がありましたら、お気軽にご相談くださいね。

カルムレザーが目指すSDGs貢献について
SDGsについて、耳にする機会も多いのではないでしょうか。
日本でも企業をはじめとするあらゆる団体が取り組んでいます。

カルムレザーも同様にSDGsに貢献したいと志しているブランドです。

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

続いて、カルムレザーのSDGsへの取り組みをご紹介します。

・おばあちゃんたちが輝く居場所を作る|高齢者支援を通じた活動を展開
・新型コロナウイルス助け合い基金へ寄付|クラウドファンティングを通して
・10年使える作品をコンセプトに|カルムレザーのこだわり

おばあちゃんたちが輝く居場所を作る|高齢者支援を通じた活動を展開
1つ目は、高齢者や要介護者支援等を通じた活動です。

2019年よりレクリエーション介護士という資格を取得し、介護施設にてレザークラフトワークショップを開催し始めました。

ワークショップを開催したいと思った理由はおばあちゃんと制作活動を続けている中で、

「おばあさまとの制作が素敵です」
「自分の祖母も趣味の作品が販売できたら・・・」

などの声をいただいたからです。

私はそこで、日本中の個性豊かで素敵なものを持っているおばあちゃん達を応援したい!という本心に気づきました。

染め物が得意なおばあちゃん
着物を縫えるおばあちゃん
小物を作れるおばあちゃん

今までは、おばあちゃんたちの魅力を知ってもらえる機会や場所がありませんでした。

そこで私はみなさんが作品を購入してくださったお金で、おばあちゃんたちが作品を作れる無料のワークショップの開催やお互いに得意なことを教え合える「何でも工房」を作りたいと考えています。

私はこれからも、才能に溢れてエネルギッシュに活動するおばあちゃんたちの力になりたいと思います。

新型コロナウイルス助け合い基金へ寄付|クラウドファンティングを通して
2つ目は、新型コロナウイルス助け合い基金への寄付です。

2021年1月、このコロナ禍で何か少しでも役に立つことをしたいと思い、Creema SPRINGSにて計2回のクラウドファンディングを実施しました。

皆様のおかげにより総額883,600円ものご支援をいただき、そのうちの20%にあたる176,720円を新型コロナウイルス助け合い基金に寄付させていただきました。

クラウドファンディングをしようと思ったきっかけについてお話します。

2020年より、新型コロナウイルスがさらに猛威をふるい始めました。
そこで感染防止の為、毎週通っていた介護施設へのボランティア活動の停止を余儀なくされます。

ウイルスの勢いは衰えるどころか日に日に勢力が強くなり、活動の再開の目処さえ立たなかった頃、

「何か私が他に社会に貢献出来ることはないだろうか?」
と考えました。

様々な経緯により、抗菌レザーの非接触スティックへの製造に繋がったのです。

非接触スティックは、エレベータのボタンやATMの画面を直接押さなくて済むアイテムです。

「余計な接触を減らす」意識を多くの人々に持ってもらうことで、結果的に患者数が減り、医療崩壊防止に繋がると信じています。

クラウドファンディングのリターン品として、抗菌レザーの非接触スティックを送らせていただきました。

10年使える作品をコンセプトに|カルムレザーのこだわり
3つ目は、10年使える作品をコンセプトにしていることです。
革製品の魅力は、風合いを変えながら長く使えること。
カルムレザーがお届けする革雑貨には、たくさんのこだわりが詰まっています。

採用している皮は、世界三大レザーの1つとされるイタリアの皮革の中でも、老舗として名高い鞣し(なめし)職人による伝統的技法を用いて作られている希少な皮革です。

こちらの皮革はその技法の難しさから1年に4000枚ほどしか生産されておらず、
一般市場ではあまりお目にかかれない珍しいものです。

そんな貴重な皮を使用したカルムレザーの製品は、1つ1つが優しい表情を持ちながら、何年も愛着をもって使っていただける一品。

シンプルだけれど、他にはない個性と洗練されたデザインでいつまでも大切にお使いいただけます。

「つくる責任つかう責任」に取り組むことで、循環型社会の一端を担いたいです。

まとめ
カルムレザーは、1つ1つ想いを込めながら制作しています。
手作りならではのぬくもりはもちろん、機能性にも優れた製品です。

使用している皮は、こだわりが詰まったもの。
革の表情の変化を楽しみながら、いつまでも長く使っていただけます。

SDGs貢献にも力を入れ、世の中に少しでも貢献できるように成長していきたいです。
カルムレザーはこれからも皆様に愛されるブランドを目指します。